【アンティーククリスマス ガラスオーナメント】店主からのメッセージ
【ロシアアンティーククリスマス ガラスオーナメント】
こんにちは
いつもご来店頂き誠にありがとうございます。
ヴィンテージDeco店主でございます。
今年の発売日はいつ?と毎年お問い合わせを頂く人気商品
アンティークガラスオーナメント。
少しずつその魅力に気付きコレクターとなるお客様が増えて
嬉しい限りです。
この美しいガラスオーナメントについて、ちょっと深く…お話したいと思います。
ヴィンテージDecoが多く扱う吹きガラスオーナメントは
1960~70年代頃のロシア(旧ソ連)のオーナメントです。
【ガラスオーナメントに魅せられバイヤーになった店主】
出会いはかれこれ20年程前に遡ります。
ヨーロッパのガラスオーナメントに興味を持ち始めた私が
ドイツ・ポーランド・ロシアの吹きガラスオーナメントを個人的に
集め始めたのがきっかけ。
ドイツは正統派デザインで美しく整ったイメージ。
ポーランドは絵柄のテクニックと色使いが素敵。
ロシアはというと、モチーフの面白さと突き抜けたビビッド感、
そしてハンドペイントのなんとも適当な感じ。(これ、重要!)
その適当さが微笑ましいかわいさであり手作り感がさらに増して
私の中でダントツかわいいオーナメントとしてインプットされました。
この素敵なオーナメントに魅了され多くのアンティークファンに
ご紹介したいという気持ちで、気づけば数多く買付けし今に至ります。
【USSR製のオーナメント 買付けはウクライナから】
さて、現在の世界情勢から、
「ロシアのオーナメント、今年は売るんですか?」との
ご質問を多数頂いておりました。
商品が入荷しないのでは?というご心配のお問い合わせです。
「ロシアのオーナメント」厳密には…
これらのオーナメントはウクライナから買付けをしています。
1922年~1991年まではロシアもウクライナもソビエト連邦(USSR)という
社会主義共和国でした。つまり同じ国。
そのソ連時代に作られたオーナメントですので、現ウクライナに
所有するディーラーがたくさん存在することは不思議ではありません。
残念なことにキーウ(キエフ)のディーラー数社は連絡が取れません。
昔々に培われた素晴らしい文化は残って欲しいですし、
アンティーク屋である私はできる限り買付けを続けていこうと思っています。
「素敵なモノは素敵」これに尽きます。
そして、ウクライナとロシアの平和を願ってやみません。
【謎多きロシア吹きガラスオーナメント】
話は戻り、このオーナメントたちについてもう少し語らせてください。
吹きガラスのオーナメントとは金属製の吹き竿に溶かしたガラスを巻き付け
息を吹き込んで成形されるものです。
ロシアのオーナメントは殆どが型に吹き込んで成形する「型吹き」タイプ。
サンタ・ゆきだるま・氷柱・松ぼっくり・ランタン等定番のクリスマスモチーフ、
野菜・果物・こびと・動物・雪ん子等の生活や季節を表現するモチーフ、
どれもとびきりのかわいさです。
ひとつひとつ眺めていると
色々な疑問が湧いてきます。
「かわいいけど、これって何??」という形のオーナメントが
たくさん存在しますし、どうしてココにこんな柄が入っているのだろう、
どうして寒色系は少ないのだろう。サーモン系の独特なカラーが多いのは何故?
作った人とお話できるなら、
質問したいことが山のようにある謎多きオーナメント。
それを知りたくてロシア語やウクライナ語の資料をGoogle翻訳するも
決め手になる文書は出てこず、売ってる人に聞けば良しとディーラーに質問するも、「詳しいことはわかんないけど美しい!エンジョイ!」的な答えがざっくり返ってくる始末。
疑問はいつか解明するとし、
どうでしょう、この圧巻なオーナメントの集まり!
これを見てしまうと、クリスマスよありがとう。こんなに素敵な子たちに巡り合わせてくれて♡と思うのです。
そんなワクワクをどうぞご一緒に。
【オーナメントを集める&飾る愉しみを!】
毎年少しずつお気に入りのオーナメントを買い足しながら
お持ちのツリーを賑やかに飾る楽しみ。とても贅沢な事です。
オーナメントをツリーに飾る時、
お気に入りのモチーフを良く見える位置に飾ったりしません?
全部気に入ってる場合、見えない場所に吊るすオーナメントをどうしようかと
悩んだりして…そんなツリーあるあるも是非楽しんで!
アンティーククリスマスガラスオーナメント
毎年11月初旬の発売予定です。
今年のお気に入りを探しに是非ご来店ください。
オーナメントハンターのみなさまのお越しをお待ちしております。
店主